こんにちは、Vitamin Studio の田村です。
今回は、シンガーソングライター・まつりさんの楽曲 「依存、やめた。」 について記事を綴ります。
この曲では、オリジナル版とPiano versionの 2バージョンの編曲 を担当しました。
同じ楽曲を自分が二つの形で編曲するのは、これまでで唯一の経験で、とても印象に残っています。
「依存、やめた。」との出会い
最初にまつりさんの弾き語りデモを聴いたとき、
「情けないなぁ ほんとに」
というつぶやくようなフレーズがとても胸に刺さりました。
当時、彼女は16歳〜17歳くらいだったと思いますが、
失恋の感覚をとても鋭敏に捉えていることに衝撃を受けました。
メロディがどちらかと言うと決まった形で動かないタイプだったので、対照的にピアノのシンプルなフレーズをリフレインさせるアプローチを取りました。
失恋した自分だけが、ずっと同じ時間をループしているようなフレーズ。
その発想が編曲の軸となり、曲の世界観を支えることになったと思います。
Piano versionについて
Piano ver.は、オリジナルから2年後に編曲 しました。
自分が編曲したオリジナルと違うver.をつくるというのは、なかなか大変です。
このときはオリジナルの編曲からコード進行も大胆に変え、
同じ歌詞・同じメロディであっても、伴奏を変えることで歌詞が「違った角度」から聴こえてくるように工夫しました。
オリジナルとPiano ver.を聴き比べてもらうと、
「編曲によって楽曲がどれだけ変化するのか」
を感じてもらえると思います。
まつりさんとの取り組み
この「依存、やめた。」をきっかけに、まつりさんの作品を数多く編曲させていただくようになりました。
アーティストの世界観に寄り添いながら、一緒に楽曲を育てていけることに心から感謝しています。
👉他のまつりさんの楽曲エピソードもブログに掲載していますので、よろしければあわせてご覧ください。
→【Spotify1400万再生】縋った恋に、サヨナラを。/まつり の編曲を担当しています
→【Spotify650万再生】恋仲花火 (feat. enu) /まつり 作編曲を担当しています
編曲がもたらす新しい景色
同じ「依存、やめた。」でも、オリジナルとPiano versionでは、
編曲によって歌詞の響き方や受け取る印象が大きく変わります。
ぜひ二つのバージョンを聴き比べて、編曲が生み出す“新しい景色”を楽しんでいただけたら嬉しいです。



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