自身が使用している実機のメインアンプを紹介

機材

今回は僕自身が使用している実機のメインアンプを紹介します。

PRS 30 amp

僕が使っているメインのコンボアンプのひとつが、PRS 30

このモデルはすでに生産完了しており、市場でもほとんど見かけないハンドワイヤード(手配線)仕様のアンプです。

ウォーレン・ヘインズ(Warren Haynes)が使用していた映像があり、それをきっかけに興味を持ちました。

<PRS 30のおもな仕様>
出力:30W
真空管構成:プリ管=12AX7×2/12AT7×2、パワー管=EL84×4
コントロール:ボリューム、リバーブ、トレブル、ミドル、ベース、マスター、ブライト・スイッチ
リバーブ:3スプリング、ミディアム・ディケイ、真空管駆動
スピーカー:WGS ET65 12”×1
消費電力:200W
サイズ:68.6(W)×24.8(H)×63.5(D)cm
重量:19.0kg

僕自身が実際に感じる音のキャラクターとしては、

  • 基本は Marshall Bluesbreaker 的+VOX的なブリティッシュトーン
  • さらに コンボアンプ特有のキャビの鳴りが Fender 的な雰囲気を醸し出す

という、ビンテージ系のサウンドキャラクターを持っています。
ニュアンスがとてもつけやすく、ハイエンドの音抜けと充実した倍音が特徴的です。
ポップス系の伴奏でクランチがが必要な時にとても重宝しています。

Fargen Blackbird V2(Head)

もうひとつのメインアンプが、Fargen Blackbird V2 のヘッドタイプ。


こちらも現在は生産中止となっており、少し珍しいかもしれません。

もともとはマイケル・ランドウ(Michael Landau)が使っている映像を見て、興味を持ったのがきっかけ。
当時、Fender Super Reverb 系統のヘッドアンプを探していて、最終的にこのモデルに行き着きました。

<Fargen Blackbird V2 (ヘッドアンプ)のおもな使用>
出力:40W
真空管構成:プリ管=12AX7 x2、パワー管=6L6-GC x2、整流管=GZ34/5AR4 x1
コントロール:ボリューム、リバーブ、トレブル、ミドル、ベース、マスター、ブライト・スイッチ
サイズ:63.5(W)×28(H)×25.5(D)cm
重量:15.9kg

サウンドは明確に Fender 系。
クリーントーンがメインのアンプでエフェクトペダルとの相性も良いです。

  • Super Reverb 系のまさにFender系のふっくらしたサウンド
  • 少しコンプレッションを感じる弾き心地

この “少しコンプ感がある” というのが、単なるフェンダーとは違う個性になっています。
耳につくような高域がなく、太い音を出してくれます。
ライブやレコーディングでの扱いやすさも含めて、こちらも万能型です。

個人的には、アンプは Fender、Vox、Marshall の3タイプに、SoldanoBognerMesa Boogie などの強い歪みが得られるハイゲイン系を1台加えれば、ほぼすべてのサウンドをカバーできると考えています。

そして僕の場合、足りないタイプの音は Kemper(Profiler) で補っています。
「特定のアンプを買うほどではないけれど、その質感は欲しい」という場面で非常に便利です。

ギターレッスンでは生徒さんもお使いいただいています。
レッスンは無料でギターもアンプもご使用いただけますので、ぜひお気軽に手ぶらでお越しください。

レッスン詳細はこちら

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