言葉で伝える音楽──ギタリスト・作編曲家・講師としてブログ100記事を書き続けて思うこと

下北沢ギター教室Vitamin StudioのそばにあるEt -THE CULTURAL COFFEEHOUSEさんのアイスラテとスコーン。 雨庭広場が見渡せる2階席です。 事務所、下北沢周辺

読者の皆さまへ

ブログを読んでくださっている皆さま、いつも本当にありがとうございます。
おかげさまで、このブログも 100記事目 を迎えることができました。
約4ヶ月という短期間でのハイペース投稿です。

講師仲間からは「そんなに書いて大丈夫?」とよく聞かれますが(笑)、大丈夫です。
私が扱うテーマの幅は広く、まだまだ書きたいことは山ほどあります。

ギタリスト、作編曲家、そして講師として活動している中で、よく言われるのが、
「ギタリストだと思っていたけど、作曲もしてるんですね!」
「ギター講師をしている? 劇伴音楽まで作っているのに?」
といった声です。
正直、ちょっと怪しまれている面もあるかもしれません(苦笑)。
私自身が音楽を幅広く好きで、ギターも作編曲も両方とも手放せなかったのが実情です。

また、生徒さんからはよく、
「他の生徒さんにはどんなことを教えているんですか?」
といった質問をいただくことがあります。
そういった声も、このブログを書き始めた大きなきっかけのひとつです。

私はその活動から音楽的に器用と言われることもありますが、自身の素養は平均よりはるかに劣るくらい不器用です。
だからこそ、逆に講師という立場に向いているのではないかと自分では思っています。

このサイトは、そんな自分の多面的な活動や考えをまとめたいという思いもあり、立ち上げました。

言葉にすることのリスクと意味

正直、音楽は言語化しづらい部分もたくさんあります。
とあるアレンジャーの先輩から「田村は言葉にしすぎる」と苦言を言われたこともありました。

その先輩はこう言いました。

「感覚は感覚のまま受け取れ。言葉で切り取ると、こぼれ落ちるものがある。」

本当にごもっともな意見です。
私自身、音楽は感覚を研ぎ澄ますことが最も大切だと考えています。
言語化すること自体が、遠回りに感じる時も少なくありません。

ただ、講師という立場である以上、ある程度は言葉で伝えなければなりません。
すべての人が、感覚的に掴むことが得意というわけではないからです。

だから私は、そのリスクを承知の上で、あえて言葉にしています。


これからも

このブログでは、ギターレッスンや音楽制作の中で見えてきた気づき、
音楽に関する考え方を少しずつ言葉にしていきます。

言葉や短い動画がきっかけでも、
誰かが音楽やギターをより深く、自由に楽しめるようになってくれたらと思っています。

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