はじめに
前回の記事では「空ピッキングとは何か?」を紹介しました。
今回は実際に、8ビートと16ビートのストローク を例に、空ピッキングをどう取り入れるのかを解説します。
僕がこれを理解したのは、ロックやメタルで速弾きが出来るようになり「ギターが上手くなった!」と勘違いしていた頃のことです。
遅れて「ストロークの規則性が大切である」と気づきました。
ピッキングの順番が「奇数は全部ダウン、偶数は全部アップ」というルールを知ってから、ストロークやカッティングのリズムがまともになってきたのです。
みなさんは遠回りしないように、まずは基本原則を理解して、どのようなリズムパターンでも規則性が保てるようにしましょう。
8ビートの空ピッキング
まずは基本の8ビート。
1 & 2 & 3 & 4 &
数え方は
ワン・エン・ツー・エン・スリー・エン・フォー・エン
→タ・カ・タ・カ・タ・カ・タ・カでもOK

- 奇数拍(1,2,3,4)はダウン
- 偶数の「&」はアップ
休符が入る場合

休符のところでも右手は止めず、ダウンアップを続けるのがポイント。
16ビートの空ピッキング
次は16ビート。
1 e & a 2 e & a 3 e & a 4 e & a
数え方は
ワン・イ・エ・ア・ツー・イ・エ・ア・スリー・イ・エ・ア・フォー・イ・エ・ア
→タ・カ・ツ・ク・タ・カ・ツ・ク・タ・カ・ツ・ク・タ・カ・ツ・クでもOK

- 必ず「奇数=ダウン」「偶数=アップ」
- 休符が入っても「弾かないだけ」で右手は振る
初心者がよくあるミス
- 16beatが基調なのに、部分的に8beatで捉えてしまって、ダウンとアップの規則性が崩れてしまう。
→ピッキングの順番がぐちゃぐちゃになり、アクセントも含め、リズムが安定しない。 - 音を伸ばしているときに空ピッキングを入れるのを止めてしまう。
※慣れてきたら、空ピッキングを入れなくても良いのですが、練習ではきちんと意識して空振りを入れた方がピッキングの順番の整合性がとれるようになってきます。
空ピッキングをマスターするコツ
- ギターを持たず手拍子しながら声に出して数える:「タカタカタカタカ」「タカツクタカツクタカツクタカツク」
- コードチェンジをしないでストロークに集中する:まずは右手に集中する。
- 休符を入れた色々なパターンを弾く:どんなパターンでも右手を止めない練習をする。
空ピッキングは初心者が後回しにしたり、疎かにしがちな技術ですが、早めに癖づけることによって、
リズムの良い演奏が出来るようになります。
是非、今一度見直してみてください。



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