耳を使って感覚を養う-音楽の現場で演奏できる力を育てるシンプルなギター練習方法

ギターレッスン中級者向け

🎸 最初にお伝えしておきます
今回の記事は、趣味で手軽にギターを楽しみたい方や、限られた時間で趣味を充実させたい方に向けたものではありません。
少しストイックに聞こえるかもしれませんが、将来音楽の現場で演奏したい人や、本気でギターを上達させたいけれど練習方法に悩んでいる人に向けたお話です。

ネット動画に注意

気がついたら、youtubeでギター練習動画を延々見てしまっていませんか?
最近は「短期間で上手くなる」「効率的にギターをマスター」といった煽る系動画が多く、つい何度もぐるぐる周回してしまうことがあります。
勉強にはなるのですが、それだけで本当に上手くなるのは難しいかもしれません。
正直、この「動画を見て周回するだけ」は、本当に効率的とは言いづらいと思います。
(今のSNSはアテンションエコノミーが強く、短期快楽や効率主義が前面に出ていますが、実際にユーザーの長期的な利益になっているかどうかは疑問があります。)

楽器練習の本質の一つは、感覚を育てることです。
短絡的に答えを求めても、基礎能力、表現力や微細なニュアンスは身に付きづらいと思います。

迷ったら耳を使った練習を優先してください

では「何を練習したら良いの?」
僕は、音楽は本質的に耳を使って感覚で楽しむものだと考えているので、それに沿った練習をするべきだと考えています。

ポイントは:

  • 耳を使う
  • 感覚を研ぎ澄ませる
  • 自分が心地いいと思える演奏を基準にする

具体的には:

  1. 好きな曲やギタリストの演奏を選ぶ
  2. 耳コピする – ただ聴き取って弾くだけでなく、フレーズのニュアンスやリズムの揺れを体感
  3. 自分の演奏を録音し、聴き比べる – 何が足りないのか、どこが心地いいのかを確認
    同じ演奏を何度も繰り返し聴くことが大切 – 微細な違いに気づき、感覚が研ぎ澄まされる、耳コピは必然的にこの作業を繰り返すことになります。

耳を鍛えることの本質

耳で聴く力は、音楽の仕事の現場(スタジオやライブなど)で演奏するための基本条件です。
いくら理論やスケールを知っていても、聴き取る力がなければ、演奏の場に呼んでもらえません。
耳を鍛えること=現場で演奏機会や信頼を得ること。これは、実際の演奏で直接役立つ「利益」と言えるでしょう。

短期間で成果が見えにくくても、コピーと録音比較を繰り返すことで、自然と感覚が育ち、音楽の現場で活躍できる力になります。

まとめ

  • 煽る系動画をぐるぐる見回すだけでは、本質的な上達にはつながりにくい
  • 迷ったら耳を使い、コピーと録音比較を繰り返す
  • 自分が心地いいと感じる音楽を基準に、地道に感覚を育てる
  • 耳を鍛えることは、音楽の現場で演奏できる力を手に入れること

地道に聴き、弾き、感じる。この方法こそ、本質的に上達する確実な道だと僕は考えています。

※わかってはいるけど、「耳コピは辛い」という方に、役立つアプリの紹介記事はこちら
ギタリストのための耳コピのコツ

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