Sabrina Carpenter “Taste” と Ariana Grande “Yes, And?”
今回は、80’s的な音色やハウスビートを取り入れた現代ポップスを、ギターで弾いてみた動画を2曲紹介します。
どちらもTAB付きで、僕が演奏しています。
🎸 Sabrina Carpenter – “Taste” Guitar Tutorial with TAB
ギターに掛けてるエフェクトはDAW内のプラグインで掛けています。
ARTURIA Chorus JUN-6
https://www.arturia.com/ja/products/software-effects/chorus-jun-6/overview
(ちなみにバックトラックは、ドラムとベースだけ簡易的に打ち込んでいます。)
オリジナルはこちら↓
Cyndi Lauperの“Time After Time”を彷彿とさせるようなコーラスがかかったアルペジオが印象的です。
Sabrina Carpenterの曲は、80年代的なサウンド感をまといつつも、音のレンジは現代的。
ギターの音色などローファイ感を出しながら、仕上げの音像は現代的で広く、懐かしさと新しさが自然に共存しています。
🎸 Ariana Grande – “Yes, And?” Guitar Tutorial with TAB
ハウスミュージックを基調にしたポップスですね。
こちらは原曲にギターが入っていませんが、主要パートをギターに置き換え、TAB付きで演奏しています。
軽やかにカッティングするというのがポイントです。
↓オリジナルはこちら
この「Yes, And?」はマドンナの「Vogue」(1990年リリース)を思い起こします。
こうしたデフォルメされた古いサウンドは、若いリスナーにとっても新鮮に響く効果があるように思います。
Yes, And?の具体的なコード進行の分析は:
- コーラス(サビ):II-Ⅴ進行(E♭m7 → A♭)の繰り返し、後半にⅣ-Ⅲ進行(G♭ → Fm)へ進行する。
- Aセクション(ヴァース):B♭sus4(9) → B♭7(9)のほぼワンコード進行。
ヴァースの9thを含むほぼコード一発の繰り返しとコーラスの抑制されたメロディのバランスが見事で、クールで洗練された空気感を生んでいます。
レトロの再構成を楽しむ
現代のポピュラーミュージックでは、各時代にデフォルメされたサウンドを取り入れることが多く、
単純な“古い再現”ではなく、匂わせて文脈を出すことで記憶に残る音像になります。
Sabrina CarpenterやAriana Grandeの曲は、その手法がとてもわかりやすく、
ギターで弾くとまた違った角度から楽しめます。
是非、現代のポップスもギターでチャレンジしてみてください!



コメント