Neo Soul (R&B,Jazz) ギターソロ /丸の内サディスティック (丸サ 進行)で弾いてみた例/解説

ギターレッスン上級者向け

【タブ譜あり】丸の内サディスティック進行で弾くNeo Soulギターソロ

こちらは7年以上前になりますが、生徒さんのご要望で書いたNeo Soul (R&B, Jazz) ギターソロを、いわゆる「丸の内サディスティック進行(丸サ進行)」で弾いてみたものです。

ギターソロ譜面(タブ譜)

※Arrangement & Tablature © 2025 Yuta Tamura
Original Music: “丸の内サディスティック” (椎名林檎)

Neo Soulスタイルの背景とサウンド、フレーズの理論的構成

近年になって「Neo Soul」(ネオソウル)という呼び方が定着しましたが、このスタイルの起源はSoul/R&BやJazz、そして日本では少し馴染みが薄いかもしれませんが、Gospelギターからの影響が強いと感じています。

今回の演奏では、ギターの持つポテンシャルを活かすため、クリーントーンで弾いています。
※7年以上前の動画なので、アンプは何を使ったか覚えていませんが、Provisionという山口県の工房のギターを使用しています。

▼フレーズ構築の理論的ポイント

今回のソロは、以下のスケールやアイデアを基に構成しています。

  • マイナーペンタトニックスケール
  • ハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウ
  • オルタードスケール
  • コードトーンの意識
  • ディミニッシュスケール/フレーズ

    ※実際には基本的にハナウタのような感覚で弾いていて、それを譜面にしています。
    後から意識的に分析するとこういう理論的ポイントがあります。

「丸サ進行」の魅力と攻略法

このコード進行は、Just the two of us と同じタイプの進行です。この進行が多くの人を惹きつける理由は、何と言ってもその「大人っぽい雰囲気」がキャッチーに味わえる点にあります。

演奏する上での魅力は、アプローチの幅が非常に広いことです。

●シンプルに弾くなら マイナーペンタトニックスケールだけでも十分にカッコよく弾けます。

●ジャジーに響かせるなら G7→Cm7E♭7→A♭Maj7 といったドミナントモーションの箇所で、**オルタードテンション(オルタードスケール)**を織り交ぜることで、一気にジャズらしい響きを加えることができます。

このようにシンプルにも複雑にも弾くことができるのが、この進行の人気の秘訣でしょう。

▼Neo Soulらしさの肝はここ!

特に今回のソロで”Neo Soulらしさ”が色濃く出ているのは、8小節目のフレーズです。

ダブルストップ(重音)をスライドさせながら、合間にコードを差し込むアプローチは、このスタイルの特徴的なテクニックの一つです。

最も定番になったコード進行だといえるので、研究しておいて損はないと思います。
ぜひ、このタブ譜を参考にしてチャレンジしてみてください。


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