こんにちは!
Vitamin Studioの田村です。
今回は、Stevie Wonderの名曲『Sir Duke』をセッションで遊ぶという前提で、
少し掘り下げてご紹介したいと思います。
スティーヴィー・ワンダーは、僕にとって“天才”という言葉が最も似合うアーティストのひとりです。
非常に複雑なコード進行を用いても、メロディは驚くほどキャッチー。
その両立は、作曲経験がある人ほど、神業だと感じるのではないでしょうか。
演奏動画と解説
今回取り上げた「Sir Duke」も、まさにその象徴のような楽曲です。
耳馴染みの良いテーマメロディとは裏腹に、コード進行自体は転調が多く、
この上でアドリブを取るとなると、思った以上に難しい曲でもあります。
演奏動画(タブ譜、使用スケールの字幕付き)はこちら↓
動画内では、テーマやホーンのメインフレーズのタブ譜も付いています。
アドリブソロに関しては、なるべくシンプルなスケールでこの難解なコード進行を紐解く方法を紹介しています。
動画内のプレイもまさに一発録りです。
以下が僕のアドリブソロのスケールの考え方です。
■Aメロ部分
| コード進行 | アドリブでの捉え方 |
|---|---|
| B | Bメジャーペンタトニック |
| G#m | Bメジャーペンタトニック |
| G | Gマイナーペンタトニック(ブルース解釈) |
| F# | 再びBメジャーペンタトニックに戻る |
■サビ部分
| コード進行 | アドリブでの捉え方 |
|---|---|
| B | Bメジャースケール |
| Fm | Fマイナーペンタトニック |
| E – D#m | Bメジャーペンタトニック |
| C#m – F# | Bメジャーペンタトニック |
使えるスケールの分析にはダイアトニックコードを使用します。
※以前のブログ「ダイアトニックコードを覚えましょう【音楽理論の基礎】」をご覧ください。
表で記したように全体を「Bメジャーペンタ」を中心に据えて構築することで、
なるべく簡単に弾くことができると思います。
実際にはコードトーンなども同時に捉えていますが、とにかく自然にフレーズを繋げられるように意識しています。
スティーヴィー・ワンダーの音楽は転調やコードの彩りが豊かですが、
歌モノは基本的にシンプルな音階で歌うことが、楽曲のキャッチーさを損なわずに弾ける方法だと僕は考えています。
Stevie Wonderの他の楽曲もおすすめ
ジャムセッションでは大定番の『Isn ‘t She Lovely?』
を取り上げた解説ブログも是非、ご覧ください。
- セッションでギターのバッキングをどうすればよい?『Isn’t She Lovely』のバッキングをレベル、状況別に解説
- 『Isn’t She Lovely』のバッキングをJazz的にリハーモナイズした演奏を理論解説
他にもこちらのショート動画で僕が弾いているGolden Ladyなど多くの楽曲が、演奏家にも愛されています。
是非、挑戦してみてください!
※Vitamin Studioのレッスンでは難しい楽曲でもなるべく簡単にできるように、生徒さんの状況に合わせて調整をしています。
是非、一度体験レッスンにお越しください!



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