【Spotify1400万再生】縋った恋に、サヨナラを。/まつり の編曲を担当しています

参加作品 - 作編曲担当

【楽曲紹介】まつり「縋った恋に、サヨナラを。」編曲担当

まつりさんの楽曲「縋った恋に、サヨナラを。」の編曲を担当させていただきました。

この楽曲は、YouTubeで290万回以上、Spotifyでは1400万回以上再生されており(2025年7月現在)、まつりさんの代表曲として多くの方々に聴いていただけていることを、大変嬉しく思っています。

また、この楽曲は「依存、やめた。」という楽曲の続編というテーマがあり、アレンジ面でもそのストーリー性を意識し、Aメロには前作から踏襲した逆回転のフレーズを取り入れています。

制作エピソード

挑戦的な楽曲構成

この楽曲は「A→B→C→D(サビ)→E(ブリッジ)→D'(落ちサビ)→D”(ラスサビ)→アウトロ」という、非常に特徴的な構成になっています。

最初にデモをいただいた際、近年のショート動画プラットフォームの視聴傾向を考えると「サビに到達するまでが少し長いかもしれない」という懸念を正直に感じました。しかし、結果としてこの楽曲が彼女の代表曲となったことで、アーティストが持つ独自の感性と感覚がいかに重要であるかを改めて実感しました。

既成概念に囚われない構成が多くのリスナーに受け入れられたという事実は、私自身の制作活動においても非常に貴重な経験となりました。

アレンジのこだわり

Bメロのサウンドデザイン
Bメロでは、サウンドに意図的な変化をもたらすため、突然打ち込み色の強いベースサウンドに切り替わるアレンジを施しました。ここではコード進行による色彩感の変化を抑える代わりに、ベースの音色そのものと、ベース以外の楽器の音数を減らして空間を広く使うことで、楽曲の展開を生み出しています。

Cメロのサウンドデザイン
Cメロでは、サウンドに立体的な奥行きを出すことを目指しました。具体的には、ベースの帯域を複数のレイヤーに分けています。通常のベースの帯域にはプラック系のシンセに担当させ、さらに低い音域を担うサブベースを重ねることで、より深みのあるサウンドになるよう心がけました。

サビに込めた喪失感の表現 サビでは、エレクトリックピアノを加工したサウンドが常に鳴っています。これはペンタトニックスケールを基にしたフレーズで、ひらひらと舞い落ちる花びらや雪のような、儚いイメージを表現しています。

失恋によって自分だけ世界の流れから取り残されてしまったような、時間が止まったかのような感覚。その独特の喪失感を、このサウンドで表現できるのではないかと考えました。

楽曲の核心にあるもの

ここまで編曲者としてのアレンジについてお話ししましたが、この楽曲の素晴らしさの核心は、まつりさんの歌、声、そして彼女自身が生み出す歌詞とメロディにあると感じています。

特に、彼女が描く「喪失感」の表現力には、いつも驚かされます。
※多くの楽曲の編曲を担当させていただく機会に恵まれました。
まつりさんの楽曲「恋仲花火」を作編曲を担当させていただいたエピソードはこちら

このような素晴らしい楽曲に編曲という形で携われたことに、心から感謝しています。
まつりさんの「縋った恋に、サヨナラを。」を是非、聴いてみてください。

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