コードトーン練習でアドリブ力を高めよう!
アドリブソロというと、スケール練習に目が行きがちですが、実はコードトーン(分散和音)の理解と練習が、上達の鍵を握っています。
コードトーンとは、例えばCMaj7ならC、E、G、B(ド、ミ、ソ、シ)というように、コードを構成する音のこと。
これをしっかり把握することが、ギターの指板の「どこに何の音があるのか?」といったアドリブソロに必要な基礎を築いてくれます。
コードトーンがアドリブに重要な理由
コードの基本となるルート、3rd、5th、7thが、指板のどこにあるのか。
(※参考ブログ:インターバルの身につけ方)
これを視覚と耳の両方で理解することが非常に大切です。
特にハーモニーが複雑なジャズでは、コードの基礎を理解する上で、コードトーンの把握が欠かせません。ただスケールをなぞるだけでは得られない、大切なハーモニーを表現できるようになります。
ジャズスタンダードを使ったコードトーン練習法
コードトーンは、実際の曲を使って練習するのが最も効果的です。
ジャズスタンダードの基礎練習ではコードトーンの練習が欠かせません。
例えば、「枯葉」(Key Gm)を例に見てみましょう。
この曲のコード進行は、Cm7 → F7 → B♭Maj7 → E♭Maj7 と進みます。
以下の譜例を参考に、各コードトーンを弾いてみましょう。
Ex.1 各コードトーンの基本的なポジションの把握
R,3rd.5th,7thはそれぞれ以下のようになります。
- E♭Maj7 :E♭ – G – B♭ – D
- Cm7 :C – E♭ – G – B♭
- F7 :F – A – C – E♭
- B♭Maj7 :B♭ – D – F – A
- Am7♭5 :A – C -E♭- G
- D7 : D – F# – A – C
- Gm7 :G -B♭ – D – F
Ex.2 コードチェンジに追従したコードトーンの連結
このEx.1で覚えたコードトーンを、コードが変わるたびにその構成音を追いかけるように、曲全体を通して練習します。
例えばこの譜例のように、8分音符でコードトーンを上下に弾くことで、コードの切り替わりと同時に、そのコードの響きをしっかりと把握できるようになります。
さらに、コードの切り替わりの瞬間になるべく近いコードトーンに連結させることによって、単に運指だけで覚えるのではなく、指板の可視化が強化されます。
練習効果を最大化するポイント
このコードトーン練習は、単に指板上の音を覚えるだけでなく、運指やピッキングの精度向上にも繋がります。ただし、練習する際には、別々のトピックとして意識を分けて練習することが大切です。
- 音程把握の意識: 今弾いている音が、そのコードのルートなのか、3rdなのか、5thなのか、7thなのか。これを常に意識しながら練習しましょう。
- 運指・ピッキングの意識: 各音がスムーズに、クリアに出ているか。オルタネイトピッキングなど、自分の課題となる運指やピッキングフォームを意識しながら取り組むと良いでしょう。
日々のウォーミングアップにぜひコードトーン練習を取り入れてみてください。
アドリブソロの向上にはもちろん、その基礎であるギターの指板を把握する力が格段に深まるはずです。
※コードトーン練習をさらに深める方法については、こちらの記事をご覧ください。
→コードトーンの練習方法〜指板把握力を鍛える〜「Just the Two of Us」のコード進行を使った例
Vitamin Studioでは無料体験レッスンも承っています。
→レッスン詳細はこちら



コメント