耳コピはギタリストにとって非常に大切なスキルです。
「上手くなりたければ、とにかく耳コピ!」ずっと昔から言われていることですが、私も異論はありません。
しかし、「耳コピってどうやれば良いの?、全然わからない、、、、」
と悩んでいるギター弾きの方は多いのではないでしょうか?
今回は、耳コピを効率的に進めるための具体的なコツと、便利なツールをご紹介します。
1. 徹底的に「聴きこむ」ことから始めよう
耳コピの第一歩は、とにかく原曲を「聴きこむ」ことです。
ただBGMとして流すのではなく、コピーしたいギターパートに意識を集中して何度も聴き返しましょう。
イントロ、Aメロ、サビなど、曲のパートごとに区切って聴くのも効果的です。
この際に、実際に口で歌えるまで聴き込みをすることをお勧めします。
また、リズムギターとリードギターのように、複数のギターが鳴っている場合は、それぞれの音に耳を傾ける練習をします。
2. アプリを活用して効率アップ!
耳コピを強力にサポートしてくれるアプリがいくつかあります。
Moisesで楽器パートを分離
Moisesは、無料でも利用できる画期的なアプリです。
音源を各楽器パートに分解できるので、聴き取りたいギターパートだけを抽出したり、ボーカルやドラムをミュートしたりすることで、よりクリアにギターの音を聴き取ることが可能になります。
テンポ変更やキー変更の機能もあり、非常に便利です。
AI耳コピアプリの実状
最近はAIを使って楽器パートを分離するアプリが増えていますが、まだ精度にばらつきがあるのが現状です。
もし、「これはすごい!」という高精度なAI耳コピアプリをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただけると嬉しいです!
3. 理論学習で耳コピの精度を高める
耳コピの精度を上げるには、単に音を聴き取るだけでなく、音楽理論の知識を活用することが非常に効果的です。
ベースラインからコード進行を予測する
コード進行を把握するためには、ベースラインを聴くのが非常に有効です。
ベースラインがわかると、それに合わせてコードを推測しやすくなります。
Moisesでギターはもちろんのこと、ベースだけを抽出して聴いてみるのも効果的です。
インターバル(音程)を意識する
ドレミファソラシドの音程だけでなく、各音の間隔(長3度、短3度、完全5度など)を意識して聴く練習をすると、より正確に音を捉えられるようになります。
インターバルのイヤートレーニングもお勧めで、アプリも多く出ています。
※私がよく使用していたサイトはこちら
コード進行の予測に役立つ知識
多くの曲は、一定のコード進行パターンを持っています。例えば、ポップスであれば「C-G-Am-F」のような循環コードが多く使われます。
曲のキーを特定できれば、ダイアトニックコードの知識が非常に役立ち、次にくるコードを予測しやすくなります。この予測能力が高まると、耳コピのスピードと正確性が飛躍的に向上します。
想定したコードとフレーズを照らし合わせる
コード進行が予測できれば、そのコードの中で使われやすい音やスケールを想定してフレーズをコピーすることができます。これにより、単なる音探しではなく、音楽理論に基づいた効率的な耳コピが可能になります。
【ご参考】インターバルとダイアトニックコードについては、以前のブログ記事でも詳しく解説していますので、ぜひこちらもご参照ください。
4. ギターを使って試行錯誤し、耳を鍛える
聴き取った音や想定したコード進行は、すぐにギターで弾いてみましょう。
とにかく弾いてみる
聴き取った音や想定したコード進行をすぐにギターで試してみましょう。音が合っているか、指のポジションはどうかなどを確認します。
開放弦とコードの知識を活用
ギタリストであれば、開放弦の音や基本的なコードの形を多く知っているはずです。
聴き取った音と照らし合わせながら、合うポジションやコードを探します。
オクターブ違いも試す
同じ音でも高いオクターブと低いオクターブで鳴っていることがあります。
弾いている音と原曲の音の高さが合っているか確認しましょう。
半音ずつ探す
聴き取れない音があったら、まずはその音の周辺の半音を片っ端から試してみるのも良い方法です。
5. 継続が力なり
短いフレーズから始める
最初から長い曲や複雑なギターソロに挑戦するのではなく、短いフレーズやシンプルな曲から始めるのがおすすめです。
成功体験を積み重ねることで自信にもつながります。
毎日少しでも続ける
毎日少しの時間でも耳コピの練習を続けることで、耳が鍛えられ、だんだんと聴き取れる音が増えてきます。
答え合わせをする
楽譜やTAB譜があれば、耳コピした後に答え合わせをしてみるのも良いでしょう。何が合っていて何が違ったのかを確認することで、次につながります。ただし、楽譜が絶対ではないので、あくまで参考程度に。
耳コピは、楽器の演奏技術だけでなく、音楽的な耳を鍛えることにもつながります。
「急がば回れ」の精神で、その効果を信じて取り組んでみてください!



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