ギターの構え方|エレキギターを座って弾く「基本のフォーム」

ギターレッスン初心者向け

「エレキギターってどういうふうに弾くの?」
「どうやって座ってギターを弾くの?」
「家で座って練習していると、すぐに左手が疲れてしまう」
「立って弾くときと感覚が違って、うまく弾けない」

ギターを買ったばかりの方、初心者の方のレッスンでは、こうした「姿勢」に関する相談をよくいただきます。
指を速く動かしたり、コードをきれいに鳴らしたりするためには練習量も大切ですが、
その前にまず確認してほしいのが、無理のない構え方ができているかどうかです。

今回は、エレキギターにおける最も一般的な「右足に乗せる構え方(スタンダードスタイル)」について、基本的な手順と、アコギとの違いについて解説します。

■ 基本は「右足」に乗せるスタイル

エレキギターを座って弾く場合、大きく分けて「右足に乗せる」か「左足に乗せる(クラシック・スタイル)」かの2通りがあります。 左足に乗せるのはクラシック系のギター奏者に多いですが、ロックやポップスを弾くなら、まずは「右足に乗せるスタイル」が一般的です。

リラックスした状態で、コードストロークなどがやりやすいのが特徴です。

基本のやり方

  1. ギターのボディのくびれ部分を、右足の太ももに乗せます。
  2. ギターのボディを体に引き寄せ、右肘の内側あたりで軽くボディを押さえて固定します。
  3. ネックは床と平行か、少しヘッドが上になるように構えます。

まずはこれがスタートラインです。 ここから、もう少し具体的な「安定させるための微調整」について触れていきます。

■ 足の高さを調整して弾きやすくする

ただ漫然と右足に乗せただけだと、ネックの位置が低すぎたり、ギターが滑ったりすることがあります。
その場合は、椅子の高さや体格に合わせて右足の高さを調整してみましょう。

太ももが地面と平行な状態よりも、少し高い位置にある方がギターが安定し、指板も見やすくなります。

  • 右足を少し「爪先立ち」にする
  • 椅子の脚(キャスターの土台など)に右足を乗せる
  • 右足を組んで位置を高くする

これらは特別なことではなく、多くのギタリストが自然に行っている動作です。

ただ、ずっと同じ姿勢(特に爪先立ちや足組み)だと体が疲れてしまいます。
ときどき足を組み替えたり、高さを変えたりして、体が固まらないように調整しながら弾くのが良いでしょう。

補足:座っていてもストラップをつけましょう

そのためにも基本的にストラップをつけて、安定させると良いと思います。
ストラップの長さにもよりますが、姿勢を変えても同じ感覚で弾くことが容易だからです。

■ 左手でネックを支えない

初心者の人が一番陥りやすいのが、「左手でネックを持ち上げながら弾いている」状態です。

左手は、弦を押さえたり、細かい動きをするための「プレイヤー」です。 その左手が「ネックを支える(重さを持つ)」という役割まで兼任してしまうと、指は自由に動きませんし、的確に弦を押さえることも難しくなります。

正しい状態のチェック

一度、構えた状態で「左手をネックからパッと離して」みてください。

ギターがガクンとヘッド側に落ちた → ✖️です。左手で支えてしまっています。右脇と太ももの固定が甘い状態です。

ギターがその場に留まっている→ OKです。体と右腕だけで支えられています。
「左手はフリーにする」。 これができて初めて、スムーズな運指が可能になります。

■ アコギとエレキの構え方の違い

「アコギも持っているけど、同じ感覚でいいの?」という疑問もあると思います。 基本的な「右足に乗せる」点は同じですが、ボディの厚みが違うため、右手の位置が変わります。

  • アコースティックギター ボディが分厚いため、右腕を大きく前に出して、ボディの「角」に腕を乗せる感覚です。
  • エレキギター ボディが薄いため、アコギよりも「脇を締める」感覚になります。

エレキでアコギのように腕を大きく広げてしまうと、ピッキングの位置が安定しません。 エレキは、より「体の近くで弾く」ことを意識してみてください。

💡 Vitamin Studio の指導方針

「変わり者だって、弾きやすく!」

当スタジオでは、ギターを初めて持った方が効率的に上達できるように、最初は基礎のフォームを身につけることを重視しています。

一方で、アーティストの中には、見た目がユニークでかっこいい「変わった構え」をしている方もいます。

僕自身、変わった構えのアーティストの指導を受け持った時に、 その構えを尊重しながらも、どうしても変えなきゃいけない「効率性に関わる一点」を指導した経験があります。

見た目や個性を重視した中で、「ここだけは修正したほうが効率的」といった細やかな点を指導し、その人のスタイルを活かしながら上達をサポートするのが、当スタジオのレッスン方針です。

ぜひ一度、体験レッスンにお越しください。

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