ギター表現のハイライト、チョーキングをやってみよう

ギターレッスン初心者向け

こんにちは、Vitamin Studioの田村です。

チョーキングとは、弦を押さえたまま横に曲げて音程を上げるテクニックです。ギターならではの表現で、「弦を曲げる」という動作が音程をなめらかに変化させるため、ピアノのように音程がカクッと変わる楽器とは全く異なる感情表現ができます。フレーズのハイライトになることが多く、「グッとくるかどうか」の肝になるテクニックでもあります。

まずはこの動画を見てみてください。ブライアン・メイのボヘミアン・ラプソディのソロ。チョーキングがエモいと誰でも感じるはずです。

そして、BBキングのチョーキング。色気がたまりません。

B. B. King – The Thrill Is Gone (Live at Montreux 1993)|

ジャンルは全く異なる二人ですが、チョーキングがフレーズのハイライトになっている点は共通しています。

チョーキングのピッチ、意識していますか?

チョーキングで意外と見落とされがちなのが、ピッチ(音程)の正確さです。

一人で練習しているだけだと、自分のチョーキングがちゃんと目標の音程に達しているかどうか、気づきにくいことがあります。なんとなく弾けている気になっていても、録音して聴き返すと音程が足りていない、ということは少なくありません。

おすすめの練習方法は、コードを鳴らしながら練習すること。バッキングトラックでも、ギター一本でもいいので、コードの音と合わせることで自分のチョーキングがズレているかどうかが耳で判断しやすくなります。

また、目標の音程を事前に耳に入れておくことも大切です。1音チョーキングの場合、2フレット先の音を実際に弾いてみてください。その音を頭に入れてからチョーキングで目指す、という練習です。半音なら1フレット先、1音半なら3フレット先の音が目標になります。

チョーキングのスピードがニュアンスを決める

チョーキングはピッチだけでなく、弦を上げるスピードがニュアンスを大きく左右します。

一気に上げるのか、ゆっくりじわっと上げるのか。それだけでフレーズの印象がガラッと変わります。先ほどのBBキングの動画をもう一度見てほしいのですが、あのゆっくり上げてじわっと頂点に達する感じ、まさにチョーキングのスピードのコントロールが生み出すニュアンスです。

コピーする際は音程だけでなく、上げるスピードまで真似してみてください。そこにそのギタリストの個性が詰まっています。

フォームについて:指だけでやろうとしない

チョーキングで力が足りない、不安定という方に多いのが、指だけで弦を曲げようとしているケースです。

指だけで弦を押し上げようとすると、よほど指の力が強い人でなければ安定したコントロールができません。大きな部位を使わないと、安定した力が出ないからです。

具体的には、手首の回転と腕の動きを使います。常に両方が混ざった動きになっているイメージです。私自身は最初、手首を中心に使うことを学びましたが、ブルース系のギタリストには腕を使う人が多いと思います。クラプトンがその良い例です。

チョーキングのフォームはビブラートと基本的に同じで、ビブラートはチョーキングの連続と言えます。クラプトンのビブラートを見てみてください。ブルース系ギタリストに多いあの動き、チョーキングでも同じ動きを使っています。

そのクラプトンの「ワンダフルトゥナイト」は、チョーキングの練習曲として教科書的に適切だと思っています。テンポもゆっくりで、フレーズの中でのチョーキングの使い方がわかりやすく、初めてチョーキングに取り組む方にもおすすめです。

Eric Clapton – Wonderful Tonight [Official Live]|

ビブラートのフォームについては以下の記事も参考にしてみてください。→ 独学では気づきにくい「ロック式ビブラート」の落とし穴

チョーキングはギターという楽器の感情表現の核心とも言えるテクニックです。ピッチ、スピード、フォームを意識しながら、自分だけのチョーキングを磨いていきましょう。

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